第2回大阪大学京都大学循環器合同勉強会が開催されました!

2018年8月18日(土)に第2回の大阪大学と京都大学との合同勉強会が、大阪大学中之島センターにて開催されました。勉強会96名、懇親会62名の先生方にご出席いただき、盛会として終えることができました。関係者の方々ありがとうございました。

本会はこれまで直接の交流があまりなかった両大学が直接、顔をつき合わして臨床や基礎の演題を発表し討論することで、互いに切磋琢磨し、刺激を受け合うことで、さらなる診療・研究の向上を目指し、昨年から行われており、前回は京都でSHD、心不全のテーマで、今回は大阪で不整脈、虚血を中心にしたテーマでの開催となりました。

はじめに、大阪大学の小津先生から提示された抗凝固療法下で血栓を認めた心房細動症例に関し、大阪急性期総合医療センター 川崎先生、大阪医療センター 三嶋先生らが、京都大学系の先生達と忌憚のないディスカッションを行い、桜橋渡辺病院 岡先生よりそれに関連したOCVC多施設臨床研究について講演をいただきました。その次には、京都大学から提示された消化管出血を伴ったACS症例に対して、大阪警察病院 濱中先生、関西ろうさい病院 辻村先生、大阪大学 白記先生らが、京都大学系の先生達と、各施設での治療戦略を踏まえた討論を行いました。また、その後の基礎研究講演として、肥後先生から心筋症を中心としたゲノム編集の循環器医療応用について、臨床の先生方にもわかりやすい講演があり、厚生省班研究で心筋症研究の礎を作られた河合先生より貴重なご意見も頂戴致しました。

第3回の京都大学大阪大学合同勉強会は来年2019年の8月頃に、京都大学側主催での開催を予定しております。来年のテーマはまだ未定ですが、来年もどうぞよろしくお願いします。


 

月間アーカイブ
PageTop