第22回日本心不全学会学術集会にて朝野仁裕先生が学術賞を、第9回アジア太平洋心不全学会にて千村美里先生がYIA優秀賞を受賞されました!

10月11日-13日に開催された第22回日本心不全学会学術集会において講師の朝野仁裕先生が学術賞を受賞されました。日本心不全学会学術賞は、心不全研究の進歩に寄与する顕著な業績を上げ、なお将来の発展 が期待される学術的に優れた研究者に対して授与される賞です。

 朝野先生が大学院生時代に行ったARVCモデルマウスの遺伝子解析を元にした発症の分子機序解明から、最近取り組んでおられる個別化医療を目指した研究に至るまで、常にその時代の最新技術を用いて心不全の病因・病態解明について取り組んでこられたことが評価されての受賞となりました。
 受賞講演では「多層オミックス解析による心不全分子基盤の解明とゲノム医療を目指す診断治療法の開発」という演題で、今後の取り組みについて講演されました。

 また合同開催された第9回アジア太平洋心不全学会において、千村美里先生が“Ratio of Pulmonary Artery Diameter to Ascending Aortic Diameter and Right Ventricular Failure after Left Ventricular Assist Device Implantation”の演題でYIA優秀賞を受賞されました。CTでの大動脈径、肺動脈径を使ってLVAD植え込み術後の右心不全を予測できるという研究です。今後の研究の発展が期待されます。

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