2019年度PURSUIT-HFpEF研究 盛夏の会を開催しました!

2019.08.07イベント

去る7月27日(土)、2019年度PURSUIT-HFpEF研究 盛夏の会は54名の先生方にご出席いただき、盛会となりました。

大阪大学 坂田泰史先生からの日々の研究協力に対する感謝、そして詳細な情報収集を行う多施設前向き大規模観察研究という特性を最大限に生かし、介入研究へと続く道筋を皆で見つけていきたい、との挨拶をもって本会は開会しました。
大阪急性期・総合医療センター 玉置俊介先生、大阪大学大学院 Oeun Bolrathanak先生から研究成果をご発表いただき、何れのご発表に対しても参加者を交え活発な質疑応答が行われました。

大阪大学未来医療開発部 山田知美先生からは、「若手医師のための統計セミナー~データ解析のサードステップ~欠測値補完の基本的な考え方と、よくあるピットフォール」とのタイトルにて、基本的な点を中心に我々が陥りやすいピットフォールを含めて、ご講演いただきました。

最後に、大阪急性期・総合医療センター 山田貴久先生から、多様性に富むHFpEFに対応するためには、多職種の観点から患者を支えるハートチームが重要であること、またPURSUIT-HFpEFレジストリーからの解析データが海外学会に多く採択されてきたことは喜ばしいことであり、本レジストリーから、より詳細な病態把握、そして、より良い病態管理、介入研究へと進むことが期待されるとのご挨拶をいただき、本会は閉会となりました。

本会後の懇親会は和やかに旧交を温めつつ、情報交換、意見交換などを通じて研究を更に前に進めるための場ともなりました。「1人1人の患者」により良い治療を行うため、PURSUIT-HFpEF研究はより多くの先生のより多様な観点から、より良い研究にしていきたく思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。

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