病棟診療では、心不全、冠動脈疾患、構造的心疾患(Structural Heart Disease:SHD)、不整脈の各専門領域の高度な専門性を基盤としながら、これら4つの分野が連携したチーム医療を実践しています。
心不全診療では、基礎心疾患・病態の的確な診断に基づき、個々の症例に応じた最適な治療を提供しています。心臓移植・補助人工心臓といった高度医療から、これらの適応とならない患者さんに対する緩和ケアまで、多面的な医療を展開しています。また、成人期を迎えた先天性心疾患(Adult Congenital Heart Disease:ACHD)患者さんの小児科から循環器内科への移行医療にも積極的に取り組んでいます。
冠動脈疾患領域では、多枝病変や慢性完全閉塞(CTO)などの複雑冠動脈病変を中心に、緊急症例にも対応しています。SHD領域では、大動脈弁狭窄症や僧帽弁閉鎖不全症、心房中隔欠損症に対するカテーテル治療に加え、肥大型心筋症に対する心筋焼灼術など、多様なカテーテル治療を行っています。
不整脈領域では、新しい技術やデバイスを積極的に導入し、低心機能症例やACHD症例を含む複雑症例に対しても、カテーテルアブレーションおよび各種デバイス治療(ペースメーカ、植込み型除細動器[ICD]、心臓再同期療法[CRT])を提供しています。
外来診療では、初診外来を毎午前に設けるとともに、各専門外来(虚血、不整脈、心不全、弁膜症、肺高血圧、循環器脂質、SHD、ACHD)を開設しています。近隣医療機関との連携強化のため、24時間体制で循環器専門医へ直接相談可能な窓口を設置しています。さらに、外来受診が困難な重症症例に対しては、依頼に応じて往診を行い、治療方針や転院に関する相談にも対応しています。
また、日々の診療の充実に加え、各種治験や多施設共同研究にも積極的に取り組み、単施設では解決が困難な臨床課題に対して、関連施設と連携したデータ解析・研究を推進しています。
診療科長 :坂田 泰史
診療副科長:肥後 修一朗
診療局長 :世良 英子
外来医長 :外海 洋平
病棟医長 :中村 大輔
東9階病棟50床: HCU6床、重症個室3床、一等個室5床、一般病床36床
2025年(1月-12月)
入院患者総数(新規):1165人 内 転院45人
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 朝 | 重症症例カンファ | 重症症例カンファ | 重症症例カンファ | 重症症例カンファ | 重症症例カンファ |
| ハートセンター 内科外科合同教授回診 |
教授回診/症例検討 | ||||
| 夕 | 内科外科合同弁膜症カンファ 内科外科合同TAVIカンファ |
心臓移植・補助人工心臓適応検討委員会 (月1回) |
多職種合同カルテ回診 カテ検討カンファ 循環器内科抄読会 |
ACHDカンファ(月1回) 病理カンファ (不定期) |

