99mTc-HMDP製剤における心アミロイドーシス定量評価法の確立
本学では、以下の臨床研究を実施しております。この研究は、診療に使用した画像診断結果と診療情報等を使って行います。このような研究は、文部科学省・厚生労働省・経済産業省の「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の規定により、研究内容の情報を公開することが必要とされております。なお、この臨床研究は大阪大学医学部附属病院の倫理審査委員会の審査を受け、研究方法の科学性、倫理性や患者さんの人権が守られていることが確認され、研究機関の長の許可を受けています。この研究に関するお問い合わせなどがありましたら、以下の「問い合わせ先」へご照会ください。
研究課題名
99mTc-HMDP製剤における心アミロイドーシス定量評価法の確立
代表機関名・研究代表者
大阪大学医学系研究科・循環器内科 教授 氏名:坂田 泰史
研究の目的
心アミロイドーシスまたは心アミロイドーシス疑いで99mTc-HMDPシンチグラフィを施行された患者の診療情報と画像データを用いて、99mTc-HMDPシンチグラフィの定量的評価を行い、定量指標の診断精度を明らかにすると同時に、99mTc-HMDP製剤における心アミロイドーシス定量評価法の確立を目指します。
研究期間
研究機関の長の実施許可日~2027年3月31日
利用または提供を開始する予定日
研究機関の長の実施許可日以降
研究の方法
対象となる患者さん
心アミロイドーシスまたはその疑いの患者さんで、病院長承認後から2024年12月末日の間に心臓核医学検査を受けた方
研究に用いる情報の種類
情報
診断名、生年月日、年齢、性別、身体所見、検査結果(画像検査、血液検査)等
提供する情報の取得の方法
- 研究代表者もしくは研究分担者は、症例報告書の電子ファイル(Excelファイル)を、研究の中止または終了後10年間、論文等の研究結果の公表日から10年間のいずれか遅い日まで施錠できるキャビネット内に保存します。
- 集積されたデータは研究対象者識別コードで管理するため、個人情報を復元できる情報は当機関内で保管いたします。個人を同定できる情報は当機関が定める基準に従い、施錠可能な場所に保管し、データの紛失や流出を防ぐ対策を講じられます。
研究組織
研究責任者
大阪大学医学系研究科循環器内科学:循環器内科 坂田泰史
研究分担者
大阪大学医学部附属病院:循環器内科 千村美里
この研究に関する情報の提供について
この研究に関して、研究計画書や研究に関する資料をお知りになりたい場合は、他の患者さんの個人情報や研究全体に支障となる事項以外はお知らせすることができます。
この研究での診療情報等の取扱い
お預かりした診療情報等は、患者さんの氏名や住所などが特定できないように安全管理措置を講じたうえで取扱っています。
本研究の資金源・利益相反について
本研究は日本メジフィジックス株式会社より一部研究資金の補助を受けています。しかし、研究機関の研究責任者、研究者が本研究に関わる利益相反に関しては、当該研究者が所属する各研究機関が設置した利益相反審査委員会等の審査及び承認を受けるものとしています。したがって、研究結果および解析等に影響を及ぼすことは無く、患者さんの不利益につながることはありません。
*上記の研究に利用することをご了解いただけない場合は以下にご連絡ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。
問い合わせ先
研究代表者および研究内容の問い合わせ担当者
大阪大学大学院医学系研究科
大阪府吹田市山田丘2−2
電話 06-6879-3640
研究代表者:循環器内科 (職名)教授(氏名)坂田泰史
大阪大学医学部附属病院
吹田市山田丘2番15号
電話:06-6879-3640
研究分担者:循環器内科 千村美里