通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明・同意を行い実施をします。臨床研究のうち、患者さまへの侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを用いた研究や、余った検体のみを用いるような研究については、国が定めた指針に基づき、対象となる患者さまのお一人ずつから直接同意を得る必要はありませんが、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を公開することが必要とされております。

このような手法を「オプトアウト」と言い、当科での一部の臨床研究をオプトアウトの手法で行っています。

ご自分の記録について当該研究で使うことを望まれない方については、その方の記録や情報を用いずに研究を実施いたしますので、研究への協力を希望されない場合は、下記文書内に記載されている各研究の担当者までお知らせください。

劇症型心筋炎に関連した不整脈に関する研究(多施設後ろ向き観察研究)

目的

劇症型心筋炎は重篤な病気であり、心臓の筋肉のほか、脈拍を作る機能に重大な影響を及ぼします。治療経過中に重症の不整脈が出現することがありますが、その詳しい原因は未だ解明されていません。また、脈の不調が一時的なものか、永続するのかも未だ解明されていません。この研究では、劇症型心筋炎で入院治療を受けられた患者さんのカルテを見直し、患者さんどうしの経過の類似点や相違点を詳しくみることで、この病気や不整脈の成り立ちを解明することが目的です。

研究期間

2020年12月31日まで

対象

2010年1月〜2018年6月に、当院で劇症型心筋炎のために入院治療を受けられた患者さんを対象としています。他の研究参加施設のデータと合わせて解析を行います。

共同研究機関

関西労災病院 循環器内科
大阪警察病院 循環器科
大阪急性期・総合医療センター 循環器内科

研究に利用する試料、情報等

病歴、治療歴、検査結果などに関する情報

個人情報の扱い

劇症型心筋炎は比較的稀な病気ですので、共同研究機関におけるデータと合わせて比較・検討を行います。患者さんの個人情報については、匿名化を行い、情報が外部に漏れないように厳重に管理、保管します。また、研究成果が公表される場合にも、患者さんが特定されないように取り扱います。

研究責任者/研究代表者

大阪大学大学院医学系研究科 循環器内科学 教授
坂田泰史

本研究に関する連絡先

大阪大学大学院医学系研究科 循環器内科学
南口 仁 TEL 06-6879-3640

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