大阪大学生命機能研究科にてMRI協働ユニットのキックオフ会議が開催されました！

2017.06.05研究

　6月1日に大阪大学生命機能研究科にてMRI協働ユニットのキックオフ会議が開催されました。
　MRI協働ユニットは、高解像MRIの新たな撮影法・評価法の開発を通じて新たな創薬基盤技術の構築を目指して今年3月に創設されました。
　キックオフ会議では当科坂田教授が「循環器内科医がMRIに期待すること」というタイトルで講演をしました。
　MRIは臨床診断機として広く使われ臨床で不可欠ですが、現在もその撮影技術は日々進化を続けており、多様な情報を非侵襲的に得ることが可能です。
　循環器疾患の診断においても形態学的な評価を越えた、より本質的な心機能・代謝情報の評価法が求められており、MRIの可能性に着目しています。
　ヒトへの応用を念頭としながら、高性能動物用装置を用いた新たな撮像法・評価法を開発し、循環器疾患の理解を深めていきたいと考えています。