平成28年循環器内科同窓会を開催いたしました。
2016.07.18イベント
7月16日に平成28年の循環器内科同窓会を開催いたしました。
総会ではこの1年間の大阪大学循環器内科の活動が報告されたのち、若手奨励賞として第80回日本循環器学会学術集会でYoung Investigator’s Award（Basic Research部門）最優秀賞を受賞された肥後友彰先生および、同じく第80回日本循環器学会学術集会でYoung Investigator’s Award（Clinical Research部門）最優秀賞を受賞された山田憲明先生が表彰されました。
引き続いての特別講演では京都大学大学院医学系研究科循環器内科学教授の木村剛先生より、「循環器疾患 大規模臨床研究からの知見」をテーマに、冠動脈疾患二次予防としての抗血栓療法および脂質低下療法、そして重症大動脈弁狭窄症の予後とAVR/TAVIの適応についてお話しいただきました。欧米の大規模臨床研究から発信されたエビデンスを、京都大学が中心となって進めてこられたレジストリー研究から得られたデータをもとに日本のコホートで確認し、さらに欧米のエビデンスとは異なるところがある日本人の特徴を見出してこられたこれまでの研究について幅広くご講演いただきました。
懇親会では30名の新入会員のうち参加された先生方が壇上に上がり、それぞれの抱負や決意を語られました。今年も総勢約180名もの先生方に参加していただき、盛会のうちに終わりました。
