2019年度PURSUIT-HFpEF研究 新春の会

2019.02.22研究

去る2月9日(土)に、2019年度PURSUIT-HFpEF研究新春の会を開催しました。
56名の先生にご出席いただき、今回も盛大に開催することができました。大阪大学坂田泰史先生からのご挨拶の後、事務局からの進捗説明、本研究の改善に向けた意見交換があり、その後、坂田泰史先生から、恒例の登録数上位病院への感謝状贈呈をおこないました。引き続いて、研究検討会として、JCHO⼤阪みなと中央病院⼭元博義先生、尼崎中央病院中川彰⼈先生、大阪大学小島貴行先生、大阪大学Bolrathanak Oeun先生にPURSUIT-HFpEFデータを用いた研究成果をご発表いただき、いずれの発表に対しても活発なディスカッションがなされました。次に、大阪大学未来医療開発部倉上弘幸先生より、「若手医師のための統計セミナー~⽣存時間データを解析する際の注意点~」とのタイトルで、皆さんが興味のある生物統計に関して、基本的な点を中心に我々が陥りやすいピットフォールを含めてレクチャーをしていただきました。最後に、八尾市立病院 星田四朗先生から、薬効だけではないHFpEFの実態そのものを調べているという意味で意義深い研究であると考えられ、多様な患者層に対して、皆で研究していきたいとご挨拶いただき、本会は閉会となりました。

本会後の懇親会は和やかに旧交を温めつつ、情報交換、意見交換などを通じて研究を更に前に進めるための場ともなりました。「1人1人の患者」によりよい治療を行うため、PURSUIT-HFpEF研究はより多くの先生のより多様な観点から、より良い研究にしていきたく思います。盛夏の会は、2019年7月下旬中之島センターで開催予定です。今後ともよろしくお願い申し上げます。

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