通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明・同意を行い実施をします。臨床研究のうち、患者さまへの侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを用いた研究や、余った検体のみを用いるような研究については、国が定めた指針に基づき、対象となる患者さまのお一人ずつから直接同意を得る必要はありませんが、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を公開することが必要とされております。

このような手法を「オプトアウト」と言い、当科での一部の臨床研究をオプトアウトの手法で行っています。

ご自分の記録について当該研究で使うことを望まれない方については、その方の記録や情報を用いずに研究を実施いたしますので、研究への協力を希望されない場合は、下記文書内に記載されている各研究の担当者までお知らせください。

口腔衛生状態と生命予後および心血管事故発生との関連に関する研究

口腔衛生状態と生命予後および心血管事故発生との関連に関する研究

 

研究概要

 医療が目覚しく進歩した現代社会においても、循環器疾患は悪性疾患と並んで我が国の主要な死因となっており、また死亡には至らないまでも心不全の発症により生活の質を維持できない症例も数多いのが現状です。
 一方で、歯周病等の口腔衛生状態と虚血性心疾患等の循環器疾患との関連が報告されて久しくなっております。我が国では8020(ハチマル・ニイマル)運動が行われており、また21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)でも口腔衛生の重要性が指摘され、改善に向けた対策が全国的に行われているのは周知の事実であります。本研究では大阪大学医学部附属病院において、大阪大学医学部附属病院歯科治療室を受診した20歳以上の患者さまを対象として口腔衛生状態と生命予後、心不全、虚血性心疾患等の心血管事故発症との関連を明らかにすることを目的とします。

当科での研究代表者

 砂 真一郎 大阪大学大学院医学系研究科 循環器内科学 特任助教

統括研究代表者

 砂 真一郎 大阪大学大学院医学系研究科 循環器内科学 特任助教

研究デザイン

 後ろ向き観察研究

登録症例規模および研究期間

 2019 年3 月31 日までに大阪大学医学部附属病院歯科治療室を受診した20歳以上の患者さま。
 患者登録にかかる調査対象期間: 2019 年3月31 日まで
 データ解析期間:倫理委員会承認時~2019 年3 月31 日

研究参加施設

 大阪大学医学部附属病院

研究の開示

 本研究の結果は、個人ができない形式で学術会議や学術雑誌において公表する予定です。なお、本研究の成果物は本研究に登録された患者さまには属しません。

倫理的配慮、個人情報の扱いについて

 本研究は厚生労働省「疫学研究に関する倫理指針」を遵守して実施されます。本研究では、大阪大学医学部附属病院歯科治療室を受診した患者さまに関して、カルテに記載された内容のみを対象としデータ解析いたします。したがって本研究のために新たな検査、治療法が追加されることはありません。また、データは匿名化することで個人情報は消去いたします。
 通常の診療で得られた過去の内容のみを使用する研究ですので、患者さま一人ずつの直接の同意はいただかずに、この掲示になどによる患者さまへのお知らせをもって実施されます。患者さまにおかれましては研究の主旨をご理解頂き、本研究へのご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 万一、この研究への参加を希望されない場合、途中から参加取りやめを希望される場合には主治医に直接お申し出いただくか、下記の大阪大学大学院医学系研究科循環器内科学の下記の連絡先にご連絡下さい。
 また、研究に対しての質問・苦情等がございましたら、下記の大阪大学大学院医学系研究科循環器内科学の下記の連絡先にご連絡下さい。

本研究に関する連絡先

 大阪大学大学院医学系研究科循環器内科学
 砂 真一郎
 Tel: 06-6879-3638

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