第80回日本循環器学会学術集会において、肥後友彰先生、山田憲明先生がYIA最優秀賞、増村雄喜先生が優秀賞を受賞しました。
第80回日本循環器学会学術集会(3月18日~20日 仙台)Young Investigator’s Awardの選考において、肥後友彰先生がBasic Research部門最優秀賞に、増村雄喜先生が同じくBasic Research部門優秀賞に、山田憲明先生がClinical Research 部門最優秀賞に選ばれました。
肥後先生はマウス圧負荷心においてDNA一本鎖切断が蓄積することで引き起こされるDNA損傷応答が心不全を誘導することを明らかにし、DNA一本鎖切断を効率よく修復したりDNA損傷応答を抑制することが心不全に対する新たな治療戦略となる可能性を示した研究発表です。
増村先生は心筋細胞肥大過程においてMycと結合する遺伝子の中から新たにBtg2遺伝子を同定し、RNA集積を抑制する機能を持つことを単一細胞レベルの画像解析手法を用いて明らかにし、心筋細胞におけるRNA量制御機構に迫った研究発表です。
山田先生は家族性の洞性徐脈および心房細動家系の遺伝子解析から
これで大阪大学からは4年連続の日本循環器学会YIA最優秀賞受賞です。
それぞれの先生方の今後益々の活躍と研究の発展が期待されます。